織姫と彦星の距離から考える、二人が会う頻度に関する考察

なんだか格好つけたタイトルにしてしまいましたが、
そんな立派なものではありません。

ただ、七夕になると織姫と彦星は会えるという伝説?話?は
誰もが聞いたことのあるものですよね。

でも織姫と彦星の距離ってかなり離れているのはご存知ですか?

以前に紹介した七夕の記事を参考にしながら、今回の記事をご覧になってください。

先にこちらの記事を読んでおくとわかりやすいと思います↓
七夕の願い事の面白いものまとめ、スーパーユニークなネタランキング

織姫と彦星の距離はどれくらい?

昔の話ですが、
織姫と彦星との間はどれくらい離れているか?
(1)16光年
(2)160光年
(3)1600光年
(4)16000光年

この4択の問題を小学生か中学生ぐらいのときに出された記憶があります。

まぁ教師の雑談がてらの問題だったのですが、こういうものに限って覚えているものですよね。

ちなみに正解は(1)の16光年です。

16光年離れているって人間にはよくわからないですよね。

1光年は一秒で30万キロメートル進む光が1年もかかかってしまう距離です。
つまり、光の速さで会いに行っても16年はかかってしまう距離なのです。

織姫と彦星お互いが光の速さで進んだとしても8年はどうしてもかかってしまう計算になります。

年に一度の七夕の日に会えるという話ですが、、、

あれ?おかしいじゃありませんか!?

織姫と彦星が会う頻度は16年のはずなんだけど・・・

特殊相対性理論によれば、
光の速さを超えることは出来ないとのこと。

もし、織姫と彦星が本当に1年に一度、七夕の日に出会っているとすれば
特殊相対性理論が間違っており、二人は光以上の速さで移動しているのです。

なんだかバカバカしくなってきましたね・・・

じゃあちょっと視点を変えてみましょうか。

織姫と彦星はご存知かと思いますが、
ベガとアルタイルのことです。

つまり人間ではなく、星なんですね。

じゃあ星として考えてみようではありませんか。

人間の寿命をわかりやすく100歳と設定しましょう。
星の寿命はだいたい約10億ほどと言われています。
そして、織姫と彦星、ベガとアルタイルは本当に1年に一度しか会えないとします。

これを人間の時間に換算すれば3秒に1度会っているという計算になります。

あれ?めちゃくちゃ会ってるじゃありませんか!

16光年なんて気が遠くなるような距離だと思っていたのに、
少し視点を変えるだけでものすごく近いと感じられるのは不思議ですね。

ちなみに星の寿命は質量から計算することが出来るのですが、
先ほど10億と言いましたが、本当はもっともっと長いと思われます。

太陽の寿命が100億と言われており、ベガとアルタイルは太陽の約3倍の質量だからです。

なので・・・
もはやずっと一緒みたいなものですよね。

我々人間でも恋人同士であっても、一日や二日程度会わないことなんてザラにありますよね。
そう考えれば織姫と彦星なんてずっとずっと一緒にいます。

全然悲しいお話なんかじゃありませんよ。

まとめ

織姫と彦星の距離から二人がどのくらいの頻度で会っているのかを考えてみました。
いかがでしたでしょうか?

こんだけラブラブなら願いの一つや二つくらい叶えてくれても良さそうですよね(笑)