クリスマスにチキンを食べる理由って?なぜなのか、由来を紹介!

xmas-chicken
暑い夏も終わりました。
次のイベントに向けて買い出しや準備とかをしていることでしょう。

今年のクリスマスもあっという間に来てしまいます。
本当に1年が終わるのは早いですよね~。

クリスマスと言えば皆さんは何をイメージしますか?

ツリーやリース、緑・赤・白のクリスマスカラーをイメージしますよね。
クリスマスの日に食べるといえば「チキン」!
必ずと言っていいほどクリスマスの食卓に出てきませんか?

では何故「クリスマス=チキン」なのか、調べたものをまとめてみました。

今回は、

・クリスマス=チキンの理由は?
・クリスマス=チキンはなぜ?
・クリスマス=チキンの由来は?

の3つを紹介します。

  

目次

クリスマス=チキンの理由は?

海外ではクリスマスにチキンというよりも七面鳥を丸焼きにして食べる習慣があります。
ではなぜ食べられるようになったのかある諸説があります。

それはアメリカ開拓時代、宗教の自由を求めアメリカに移住してきたいわゆる入植者の一団が本国から持ってきた種で農耕を始めたところ、環境に合わず育ちませんでした。そのため食べ物はなく次々と餓死していきました。その危機を助けてくれたのがアメリカ先住民であり、その感謝の気持ちを伝えるためにアメリカ先住民を宴会に招き1621年に収穫を祝う宴会を開いたのが始まりだったのです。
宴会の料理に出てきた七面鳥の丸焼きは、移住してきた入植者ということもあり自由に家畜を飼えない状況にあったため、ニワトリよりもひと回り大きい七面鳥をローストして食べたのが始まりなのだそうです。

もう1つの諸説では、インディアンの住む島に訪れた人々は食べ物もなく困っていたところ、インディアンたちが七面鳥などの食料や衣類をくれたため、厳しい冬を乗り越えることができたと言われています
今では本格的な冬入りの時期である感謝祭にはホームレスなど「あまり幸運ではなかった」人々に七面鳥の料理をふるまうのが恒例になっているんだそうです。

このように、七面鳥のおかげで生き長らえることができたことから七面鳥は「感謝の気持ち」を表しており、縁起物として感謝祭やクリスマスなどといったお祝いに欠かせない食料になったそうです。

なぜ七面鳥?っていう疑問がありましたがそんな歴史があったんですね~!

クリスマス=チキンはなぜ?

アメリカでは縁起物として七面鳥が食べられています。
ではなぜ日本ではチキンを食べるようになったのか、その理由はあの有名な食べ物が始まりだったんですね~。

日本でクリスマスが広まったのがフランシスコ・ザビエルが日本に来たのが始まりです。
しかし、キリスト教の信仰を禁止したことにより当然クリスマスという習慣も根付くことなく終わりました。
一般的に祝うようになったのが1950年以降だとされています。

ただ、クリスマスに七面鳥を食べるという習慣が根付くのは難しかったようです。
何故なら、日本で七面鳥を捕まえると言ってもなかなか手に入らなかったためです。

そんな中1970年代、ケンタッキーフライドチキンが日本に上陸したころにフライドチキンを広めるための戦略として広めたのが「クリスマスにはフライドチキンを食べよう」でした。
それからクリスマスには七面鳥ではなくチキンを食べる習慣がついたのです。

きっかけはケンタッキーだったんですね~!
言われてみれば「なるほど!」と納得せざるを得ないですよね(笑)

今でも「クリスマスにはケンタッキー」というCMが流れますもんね!
私たちは当たり前のようにケンタッキーフライドチキンを買いに行ったりして…それだけ根付いている証拠ですね♪

クリスマス=チキンの由来は?

では、アメリカで何故七面鳥を食べられるようになったのか?

その由来は、もともとお祝いの席で食べられていたのが七面鳥ではなくガチョウだったのだそうです。
何故ガチョウなのか、別にニワトリや他の動物でもいいんです!

しかし、他の動物にしなかったのはある理由があったんです。

例えば牛!
牛は育てていればミルクが手に入りますよね。
牛をお祝いの席に出していると牛の数が減るから当然ミルクが採れる量も減ります。
それが理由で牛を料理に出すのはちょっと…ということで向いていないんですね。

じゃあニワトリでもいいじゃん!

て思いますよね。
それも理由があって出せないんです。

メスのニワトリは卵を産みますよね。
牛の理由と一緒でメスのニワトリもNG。
逆にオスのニワトリは、肉が固いためお祝いの席には向いてないことからNGなんですね。

それじゃあ豚肉はどう?

豚肉は普段から日常的に食べられているため、せっかくのお祝いなのにちょっと…ということでNG。

そこでちょうどいいのがガチョウだったんです。

しかし、クリスマスとかお祝いの日は人数も多いです。
ガチョウだと足りないということで、大きくて沢山食べられる食料を探していました。
そして見つけたのが七面鳥。

七面鳥はガチョウよりも飼育がしやすく、しかも安い!
何よりも嬉しいのがとにかく大きいこと!

七面鳥なら大勢で満腹に食べられるということでクリスマスなどお祝いの席に七面鳥の料理を出すようになったんだそうです。

「そんな理由!?(笑)」って思っちゃいますがそうなんでしょうね~(笑)
確かにミルクが減るのも嫌だし卵がなくなっちゃうのも嫌ですけどね。

こんな単純な理由から始まりましたとさ。

まとめ

クリスマス=チキンというのが習慣になった日本はケンタッキーフライドチキンが始まりでした!
深く考えることもなくただ単純にケンタッキーの宣伝だったんです!

アメリカでは深い歴史があり縁起が良いものとして食べられていますが、日本はケンタッキー。

こうしてクリスマス=チキンという習慣が広まっていったんですね~♪

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