スタッドレスタイヤとは雪道や凍結した冬の状態の悪い道路でも走行出来るように開発されたタイヤです。
普通のタイヤ(サマータイヤ)からスタッドレスタイヤに交換する際に空気圧やタイヤの寿命などについて知っておくと便利です。
スタッドレスタイヤの空気圧の適正値
タイヤの空気圧の適正値については基本的に車の運転席のドアの内側の貼ってあるシールで確認出来ます。
シールには一般・高速、前輪・後輪の空気圧の指定値が表示されています。
シールが貼られてない場合は販売店や取り扱い説明書で確認しましょう。
高速道路では一般道を走るときよりも空気圧を高めにするといわれることもありますが、最近のタイヤの性能を考えるとスタッドレスタイヤもサマータイヤも基本的には車種に応じた指定数値で問題ありません。
高めがいいとか、低めがいいとか、一般と高速で変えたほうがいいなどと言われることもありますが、
指定数値にしておけばまず間違いはありません。
タイヤ本来の性能を最大限に活かすためにも月に一度は空気圧を測定しましょう。
スタッドレスタイヤのの寿命は走行距離と年数で決まる!?
スタッドレスタイヤの寿命はメーカーによっても異なりますが、だいたい3〜4シーズンといわれています。
寿命は年数ではなく硬度計で硬さを計測し判断します。
スタッドレスタイヤにはサマータイヤに比べ柔らかいゴムが使用されており、ゴムをやわらくするためある種のオイルが混ぜられています。
ゴムの中のオイルは少しづつ揮発するので年月が経つとゴムは硬くなります。
タイヤが硬くなると凍結した道路で滑りとても危険です。
スタッドレスタイヤの寿命に関しては走行距離よりも経過した年数の方が重視されるのはこのためです。
またタイヤの溝の深さも寿命のチェックポイントとなります。
溝がすり減るとプラットホームと呼ばれるスタッドレスタイヤの使用限度示すサインが出るのでこちらが目安になります。
スタッドレスタイヤの交換時期はいつ?
スタッドレスタイヤの交換時期は雪が降り始める前がいいでしょう。
早めの交換は、
・お店によっては割引率が高い場合もある
・タイヤの選択肢が多い
・タイヤ交換を待つ時間が短い
・タイヤの慣らし運転の時間が作れる
などのメリットがあります。
早めの交換は気持ちに余裕が出来ます。
雪が降ってから慌てることのないよう早めの交換がオススメです。
まとめ
雪道や凍結した道路の走行は慣れていないと不安なものです。
スタッドレスタイヤの交換の際にはしっかりとした点検をして冬の運転に備えましょう。