今年こそ「第64回 織物感謝祭 一宮七夕まつり 2019」に我が子を連れて行って
あげようと考えているパパ・ママに、子連れで一宮七夕まつりを楽しむ方法を
お教えします。
と言っても、「どこの夜店がおすすめよ」というものではなく、七夕まつりを
疲れ損にしないための情報です。
一宮の七夕まつりといえば、日本三大七夕まつりに数えられる盛大なものです。
そのため、期間中130万人もの人が訪れるそうです。130万人です……130万。
一宮市の人口の3倍以上の人が、この七夕まつりを目当てにやってくるのです!
「そんなにすごいお祭りだったのか」と今さらながら驚いています。
130万人もの人出と聞くと「子連れで行くのははムリかなぁ」と思いますよね。
幼児を人混みで連れ歩くことを思うと、想像するだけでげんなりしてきます。
ましてや、七夕まつりは真夏。
尾張一宮のあの暑さのなか、子どもに泣かれたらと考えると、ぞっとします。
昨年、年子の姉妹を連れていったパパに聞いてみたら、「人につぶされるよ」と、
笑顔で言われました。「でも、今年も行くよ」とのこと。
大混雑! 暑い! それでも毎年行きたくなる魅力がある七夕まつり。
それならば、子どもたちに負担をかけず、パパもママもイライラせずに、
七夕まつりを楽しむための作戦を準備していけばいいのです!
ほんの少しの準備で、思いのほか、楽しめるようになるはずです。
アクセス手段
一宮市周辺は車社会ですから、お子さん連れの方は自家用車ですい〜っと
移動したくなってしまうかもしれませんね。
でも、七夕まつりの期間中は、
「電車を楽しむ!」を、イベントの楽しみに加えてみましょう。
JRと名鉄の二路線がせっかくあるのですから、
最寄駅から電車を利用してみてはいかがでしょうか。
日頃あまり電車に乗らないお子さんは、「電車に乗ってのおでかけ」に、
大喜びでしょう。
電車内には浴衣姿の女性も多いと聞きますし、お祭り気分が倍増すること
間違いなし。
七夕まつりの会場は、一宮駅から真清田神社までのわずかな道のりです。
となり駅に車を止めてくれば、駐車場探しに手間取ることもなく、
ママと子どもだけ降りて、パパは駐車場を探してぐるぐるめぐるという
寂しさも軽減されますね。
ただ電車の場合、混雑のピーク時間の駅の利用は避けたほうが無難です。
土日のJR尾張一宮駅の混雑ピーク時間は、16時〜18時、21時〜22時とのこと。
昨年は、少し離れた駐車場から七夕まつりの会場まで、シャトルバスが
出ていたそうです。今年の運行は要チェックです。
トイレ・授乳スペース・オムツ交換
大きなお祭りで、困ることといえば、トイレ!
子どもの「おしっこ!」は
突然やってきますから、人混みでのトレイ探しはたいへんです。
トイレスポットは、駅・名鉄百貨店、サークルK、ファミリーマートと
いったところでしょう。
真清田神社へ向かう本町通りを右手に少し入ると、
市役所本庁舎と一宮警察署があります。
きれいなトイレがご希望の方は、
お役所関係のトイレがおすすめです。
税金を払っているのですから、遠慮せず利用してください。
本町商店街にはお店がたくさんありますが、
トイレがお借りできそうなのは、
喫茶店くらいでしょうか。
それも、コーヒー休憩を余儀なくされる可能性がありますが……。
授乳スペースは、名鉄百貨店の4階にあります。
オムツ交換もできます。
子連れでいく場合の最適日
お子様連れで行くのは、平日の昼間がおすすめです。
夕方以降は、中学生・高校生がどっと押し寄せてきてびっくりするほどの
混雑になります。また、土日は、当然のごとく、大混雑です。
ただ、7月の昼間は、とにかく暑いので、熱中症対策を十分にしてくださいね。
自動販売機は売れ切れが続出していますので、
水分はあらかじめご用意のうえ、お出かけください。
夕方早めの時間に出向き、中高生の姿が増えてきたら引き上げるというのも、
お子さんに負担をかけない方法かもしれません。
混雑からお子様を守るために、
この日ばかりはベビーカーを活用することをおすすめします。
迷子対策にもなりますし、なにより親の疲労が軽減します。
熱中症対策に、本町にある「後藤商店」のかき氷がおすすめです。
ただ、七夕のときは大行列を覚悟しなければなりませんが……。
七夕まつりを楽しむ
子連れでのお出かけは、どんな場合でもたいへんなものですね。
それが日本三大七夕まつりとなれば、想像を絶する大変さになるかも……。
それでも、パパ・ママは、子どもたちに、季節ならではのお祭りを
体験させてあげたいと思うものです。
それが、親心というものですものね。
夜店から漂う食欲をそそる香り、浴衣姿の子どもたちの歓声……、
アーケードにつるされた色とりどりの七夕飾り。
そのどれもが、子どもたちの五感を刺激し、すてきな思い出になるでしょう。
どうぞ無理をせず楽しんできてください。