ブダペストはどこの国?治安は?女性一人旅を成功させる「2つのアプリ」と3泊5日モデルコース

ブダペストはどこの国かを解説する記事のアイキャッチ画像

Instagramで流れてきた、あの黄金色に輝く国会議事堂の動画。「ここ、どこ?ブダペスト?」と心を奪われたものの、同時に「どこの国?」「治安は大丈夫?」「私一人で行けるの?」と、不安で検索の手が止まってしまっていませんか?

その気持ち、痛いほどわかります。私も初めてブダペストを訪れる前は、「東欧=暗い・怖い」という勝手なイメージを持っていました。でも、実際に訪れてみて、ブダペストへの不安は「どうしてもっと早く来なかったんだろう」という後悔に変わりました。

結論から言います。ブダペストはハンガリーの首都であり、実はパリやロンドンよりも治安が良く、物価も安い「穴場」です。そして何より、「Bolt」と「BudapestGO」という2つのアプリさえあれば、言葉がわからなくても、ぼったくりに遭うことなく、この魔法のような街を安全に楽しめます。

本記事では、元旅行会社員で欧州30カ国を一人で旅した私が、ガイドブックには載っていない「守りのテクニック」と、3泊5日でブダペストの魅力を余すことなく満喫するモデルコースを伝授します。読み終える頃には、あなたのスマホには2つのアプリが入り、心はすでにドナウ川のほとりにあるはずです。


著者プロフィール
坂本 玲奈 (Sakamoto Rena)
欧州ひとり旅コンシェルジュ / 元旅行代理店スタッフ

欧州30カ国を一人で渡り歩き、特に中欧・東欧の「安全でフォトジェニックな旅」をSNSで発信(フォロワー3万人)。「私も最初は怖かった」という経験から、女性が一人でも安心して楽しめる具体的なノウハウを提供しています。

この記事の要約
ブダペストはハンガリーの首都で、高い安全性と割安な物価が魅力の都市です。女性一人旅を成功させる鍵は、配車アプリ「Bolt」と交通アプリ「BudapestGO」の活用にあります。これらにより、ぼったくりや切符購入のトラブルを回避できます。3泊5日で世界遺産の夜景や温泉を満喫するモデルコースが推奨されます。

目次

ブダペストは「ハンガリーの首都」。なぜ今、女子旅で注目されているの?

まずは基本の「き」からクリアにしていきましょう。ブダペストは、中欧に位置するハンガリーの首都です。地図で見るとオーストリアのウィーンのすぐ右隣(東側)にあり、鉄道でわずか2時間半ほどの距離にあります。

「ドナウの真珠」と呼ばれる理由と、驚きのコスパ

ブダペストが「ドナウの真珠」と称される理由は、街の中心を流れるドナウ川と、その両岸に広がる街並みの圧倒的な美しさにあります。特に夜、ライトアップされた国会議事堂や王宮が川面に映り込む様は、言葉を失うほどの絶景です。

そして、女子旅で注目されているもう一つの大きな理由が「物価の安さ」です。 西欧諸国(フランスやイギリスなど)では1泊3万円以上するような5つ星クラスのホテルでも、ブダペストなら1泊1万円台から宿泊できることも珍しくありません。フォアグラや高級ワインも、日本人の感覚では「ちょっといい居酒屋」程度の価格で楽しめます。つまり、ブダペストは「予算は抑えたいけど、リッチな気分も味わいたい」というワガママな願いを叶えてくれる街なのです。

通貨「フォリント」とカード決済事情

ここで一つだけ注意点があります。ハンガリーはEU加盟国ですが、通貨はユーロではなく独自の「フォリント(HUF)」を使用しています。 基本的には現地通貨のフォリントを使うのが鉄則ですが、ブダペストはカード決済が非常に進んでおり、スーパーやレストラン、さらには有料トイレまでクレジットカード(タッチ決済推奨)が使える場所がほとんどです。 現金が必要な場面は極めて限定的なので、両替の不安も最小限で済みます。


🎨 ブダペストの基本データと位置関係

欧州地図上のブダペストの位置と、西欧諸国との物価比較イラスト。

【最重要】治安の不安を技術で解決。絶対に入れるべき「2つのアプリ」

「治安が良いとは言っても、やっぱり一人だと不安…」 その気持ち、よくわかります。特に言葉が通じない場所でのトラブルは避けたいですよね。そこで、私が強くおすすめするのが、「精神論ではなく、テクノロジーで身を守る」という方法です。

具体的には、以下の2つのアプリを日本にいる間にインストールしてください。これさえあれば、ブダペスト旅行の不安の9割は解消されます。

1. Bolt (ボルト):ぼったくりタクシーを回避する「盾」

ブダペストで絶対にやってはいけないこと、それは「流しのタクシーを拾うこと」です。残念ながら、観光客を狙ったぼったくりタクシーは依然として存在します。 そこで活躍するのが、配車アプリの「Bolt」です。Uberの欧州版と考えてください。

  • なぜ安全か?: アプリで行き先を指定し、料金も事前に確定します。ドライバーの身元も登録されているため、ぼったくられる心配がありません。
  • 危険エリアの回避: 夜景を見る際は、人通りの多いドナウ川沿いは安全ですが、帰りはBoltでホテルまで直行するのが賢明です。特に、観光客が迷い込みやすい『ブダペスト8区(東駅周辺の裏通りなど)』は、夜間の一人歩きを避けるべき具体的なエリアとして覚えておいてください。
  • キャッシュレス: クレジットカードを登録しておけば、降車時の支払いも不要。金銭トラブルを完全に防げます。

2. BudapestGO (ブダペストゴー):複雑な切符ルールを無効化する「魔法の杖」

ブダペストの地下鉄やトラムは非常に便利ですが、「切符の買い方が複雑」「検札が厳しい」ことで有名です。刻印を忘れただけで、高額な罰金を請求されることもあります。 切符購入のストレスを一発で解消するのが、公式交通アプリ「BudapestGO」です。

  • スマホが切符に: アプリ内でチケット(1回券や24時間券など)を購入し、乗車時にスマホ画面のQRコードを読み取るだけ。
  • 券売機を避けるべき理由: 現地の券売機は故障していることが少なくない上、操作画面が複雑で、後ろに人が並ぶと焦ってミスをしてしまいがちだからです。 アプリなら自分のペースで落ち着いて購入できます。
  • ルート検索も: Googleマップのように目的地までのルート検索もでき、そのままチケット購入画面に進めます。
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 空港に着いたら、まずは空港のWi-Fiを使って「Bolt」でホテルへ向かいましょう。

なぜなら、空港のタクシー乗り場には正規のタクシーもいますが、到着直後の疲れた状態で列に並んだり、行き先を説明したりするのはハードルが高いからです。Boltなら、到着ロビーでコーヒーを飲みながら配車し、指定された場所に乗るだけ。この「最初の移動」をスムーズにクリアすることで、旅の自信が一気につきますよ。

坂本 玲奈


🎨 2大アプリ「Bolt」と「BudapestGO」の利用フロー

配車アプリBoltと交通アプリBudapestGOを使うことで、タクシーや切符購入のトラブルを回避するフロー図。

「ドナウの真珠」を独り占め。3泊5日で巡る黄金ルートと必須スポット

アプリの準備ができたら、いよいよ旅の計画です。ブダペストはコンパクトな街なので、3泊5日あれば主要なスポットを十分に回れます。ここでは、女性一人でも無理なく、かつ「映え」も逃さない黄金ルートをご提案します。

1日目:到着〜ドナウ川の夜景で「魔法」にかかる

午後にブダペストに到着したら、まずはホテルにチェックイン。少し休憩したら、夕暮れ時のドナウ川沿いへ繰り出しましょう。

  • ハイライト: ドナウ川クルーズ。船上から見るドナウ川の夜景は、まさに「ドナウの真珠」。この絶景を見た瞬間、長時間のフライトの疲れも吹き飛びます。
  • 食事: 川沿いのレストランで、ハンガリー名物「グヤーシュ(パプリカ風味のスープ)」を。温かいスープが体に染み渡ります。

2日目:王宮の丘と世界一美しいカフェ

2日目は、ブダペストの歴史とカフェ文化に浸る一日です。

  • 午前: 漁夫の砦(王宮の丘)へ。白い尖塔が並ぶメルヘンチックな砦からは、ペスト地区の街並みを一望できます。朝早めに行くと、人が少なくて絶好のフォトスポットになります。
  • 午後: ニューヨークカフェへ。「世界一美しいカフェ」と称される豪華絢爛な内装は必見。少しお値段は張りますが、宮殿のような空間で優雅なティータイムを過ごせます。
  • 夜: 元廃墟を改装した「廃墟バー(Ruin Bar)」へ。怪しい名前ですが、中はアートで溢れるおしゃれな空間。お酒が飲めなくても、雰囲気だけで楽しめます。

3日目:温泉でリラックス〜お土産探し

最終日は、旅の疲れを癒やして帰国の途へ。

  • 午前: セーチェニ温泉へ。黄色いバロック様式の建物に囲まれた巨大な露天風呂は、まるで貴族のプール。地元のおじいちゃんたちが温泉に浸かりながらチェスをする名物風景も見られます。
  • 午後: 中央市場でお土産探し。パプリカパウダーやフォアグラの缶詰、刺繍製品など、ハンガリーらしいアイテムが揃います。


📊 ブダペスト3泊5日モデルコースのポイント

日程 エリア 📷 必見スポット 💡 女性一人旅のアドバイス
1日目 ドナウ川沿い 📷 ドナウ川ナイトクルーズ 夜景鑑賞後の帰りは、必ず Bolt を使ってホテルへ直行しましょう。
2日目 王宮の丘・市街地 📷 漁夫の砦、ニューヨークカフェ 漁夫の砦は朝9時前が狙い目。カフェは予約推奨です。
3日目 市民公園・中央市場 📷 セーチェニ温泉、中央市場 温泉は朝一番に行くとお湯がきれいで空いています。

失敗しないための「持ち物」と「マナー」。温泉にはサンダルが必須!

最後に、現地で「持ってくればよかった!」と後悔しないための、ちょっとした、でも重要なアドバイスをお伝えします。

温泉には「水着」と「ビーチサンダル」が必須

日本の温泉とは違い、ハンガリーの温泉は水着着用が基本です。混浴なので、プールのような感覚ですね。 そして意外と忘れがちなのが「ビーチサンダル」。更衣室から浴槽までの移動や、館内を歩く際に必須です(床が冷たく、滑りやすいため)。レンタルがない場合や、あってもサイズが合わないことが多いので、日本から持参することを強くおすすめします。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 温泉でのサンダル持参という知見は、ブダペストの温泉を快適に楽しむための必須マナーです。

なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、裸足で歩くと足元が非常に滑りやすく危険だからです。また、現地の売店で買うとデザインが選べず割高なことも多いため、お気に入りの一足を持っていくのが正解です。

坂本 玲奈

チップとトイレ事情

  • チップ: レストランでは、会計の10〜15%程度が相場です。ただし、レシートに「Service Charge (Szervizdij)」と記載されていれば、すでに含まれているので追加で払う必要はありません。
  • トイレ: 公衆トイレは有料(200〜300フォリント程度)がほとんどです。クレジットカード(タッチ決済)が使える場所も増えていますが、小銭(コイン)を少し持っておくと安心です。

まとめ:ブダペストは「準備」さえすれば怖くない。次の休みは魔法の街へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 「ブダペストはどこの国?」という疑問から始まったあなたの旅への興味は、今どう変化しましたか?

ブダペストは、決して「遠くて怖い国」ではありません。「Bolt」と「BudapestGO」という2つのアプリ、そして少しの予備知識さえあれば、女性一人でも十分に、そして安全に楽しめる「魔法の街」です。

黄金色に輝く国会議事堂、優雅なカフェでのひととき、温かい温泉…。そのすべてが、あなたの訪れを待っています。 まずは、航空券のチェックという一歩から始めてみませんか?その小さな一歩が、一生忘れられない思い出への入り口になるはずです。


参考文献

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