『19番目のカルテ』ロケ地巡礼ガイド2026|病院・神社の最新情報とマナー

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この記事の要約
『19番目のカルテ』のロケ地巡りでは、2026年2月現在、白髭神社の鳥居が修復工事中である点に注意が必要です。メイン舞台の魚虎総合病院(静岡がんセンター)は現役の医療機関のため敷地内立ち入りは厳禁ですが、公道からの遠景鑑賞が推奨されます。マナーを守り、立花食堂などを巡ることで作品世界を深く楽しめます。

この記事を書いた人:聖地巡礼プランナー・ミサト
ドラマロケ地専門ライター / フィルムコミッション連携アドバイザー


「Blu-ray特典映像を見て、無性にあの場所に行きたくなった」。そんな美咲さんのようなファンの気持ち、痛いほど分かります。ドラマ『19番目のカルテ』の放送終了から時間が経ち、2026年2月現在、改めて作品の余韻に浸りたいという方が増えています。

でも、ネット上の古い住所リストだけを頼りに現地へ向かうのは少し待ってください。実は、ロケ地の一部では現在工事が行われていたり、病院というデリケートな場所ゆえに、知らずに行くとマナー違反でトラブルになってしまう可能性もあるのです。

この記事では、2026年2月現在の最新の現地情報と、現役の医療機関であるロケ地への「正しい配慮」を解説します。マナーを守ることは、決して窮屈なことではありません。むしろ、正しい知識を持つことで、後ろめたさなく堂々と作品の世界観に浸れる「大人の聖地巡礼」が可能になります。さあ、徳重先生が見た景色を探しに行きましょう。


目次

【最新】2026年現在のロケ地状況と注意点

まず最初にお伝えしなければならないのは、ドラマの象徴的なシーンで使われたロケ地の「今」についてです。せっかく現地に行ったのに、「工事中で何も見えなかった…」とがっかりしてほしくないからこそ、ありのままの現状をお伝えします。

白髭神社の鳥居は現在修復工事中

白髭神社の鳥居修復工事に関する注意書き。足場があるため撮影は制限されるが、参拝は可能であることを示す図。

第1話と最終話で登場し、徳重先生が鳥居の幅を歩測したり、空を見上げたりした印象的な場所、横須賀市の「白髭神社」。2026年2月現在、この神社の鳥居周辺では修復工事が行われています。

現地からの情報によると、鳥居には足場が組まれており、ドラマで見た通りの姿を完全に見ることは難しい状況です。もちろん、神社へのお参り自体は可能ですが、「鳥居に触れて徳重先生を感じたい」という期待を持っていくと、少し肩透かしを食らってしまうかもしれません。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 今回は「お参り」と「空気感」を楽しむことに集中し、完全な再現写真は次回の楽しみに取っておきましょう。

なぜなら、工事中の神社もまた、地域の人々に大切に守られている証拠だからです。徳重先生ならきっと、綺麗に直されていく鳥居を見て「地域に愛されている場所なんだな」と優しく微笑むはず。そんな想像をしながらお参りするのも、また一つの巡礼の形です。

メイン舞台「魚虎総合病院」への訪問マナーと楽しみ方

次に、最も重要なロケ地である「魚虎総合病院」についてです。魚虎総合病院のモデルとなったのは、静岡県立静岡がんセンターという実在の施設です。

静岡県立静岡がんセンター周辺の地図。敷地内は赤色で立ち入り禁止、周辺の公道は青色で推奨エリアとして示されている。

「観光地」ではなく「闘病の場」であるという認識

静岡県立静岡がんセンターは、高度な医療を提供する現役の病院です。多くの患者さんが闘病生活を送っており、ご家族も深刻な思いで出入りされています。そのため、敷地内(駐車場を含む)での記念撮影や、建物内への立ち入りは厳禁です。

「せっかく来たんだから、ロビーくらい見たい」と思う気持ちは分かります。しかし、私たちの「好き」という気持ちが、誰かの平穏を乱してしまっては、命に向き合う徳重先生の物語を汚してしまうことになりかねません。

「遠景」こそが徳重先生の視点

では、病院には行かない方がいいのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。私がおすすめするのは、「遠景からの鑑賞」です。

ドラマの中で、徳重先生が病院を見上げたり、遠くから建物を眺めて物思いにふけるシーンがありましたよね。つまり、敷地内に入らず、少し離れた公道から病院の全景を眺めることこそが、徳重先生の視点(客観視)を追体験する行為なのです。

横須賀エリア:徳重先生の足跡を辿る「五感で感じる」ルート

病院への配慮を学んだ後は、思いっきり作品の世界を楽しめる横須賀エリアへ向かいましょう。ここでは、実際に食事をしたり、街を歩いたりして「五感」でドラマを感じることができます。

横須賀中央駅から立花食堂、平和中央公園、白髭神社を巡るモデルコースの地図。所要時間と移動手段が記載されている。

「立花食堂」で味わうあの日の空気

劇中で登場した「横吹さんの店」は、横須賀市上町にある「立花食堂」がモデルです。ここは、横須賀商工会議所が運営するサイト「ヨコスカイチバン」でも公式にロケ地として紹介されており、ファンを温かく迎えてくれます。

昭和レトロな雰囲気の店内は、ドラマの世界そのもの。実際に撮影に使われた席で、名物の定食を味わうことができます。

出典: ヨコスカイチバン – 立花食堂 – 横須賀商工会議所

お店に入ったら、ぜひ徳重先生が座っていた席を探してみてください。そして、メニューを開くときは、ドラマのシーンと同じように少し背筋を伸ばしてみましょう。食事を注文すれば写真撮影も可能ですが、動画撮影や他のお客様を写すことはNGです。静かに「あの席」の雰囲気を味わうのが、通な楽しみ方です。

坂道の途中で海を振り返る

横須賀といえば、坂道と海。ドラマでも、徳重先生が坂道を歩くシーンが印象的でした。立花食堂でお腹を満たした後は、平和中央公園へと続く近くの坂道をゆっくり歩いてみてください。

息を切らして坂を登りきり、ふと振り返ったときに見える海の青さ。その景色を見たとき、徳重先生が感じていた「地域の暮らし」と「命の営み」が、肌感覚として理解できるはずです。これこそが、現地に行かなければ得られない感動です。

ロケ地巡りに関するよくある質問 (FAQ)

最後に、ロケ地巡りの計画を立てる際によくいただく質問にお答えします。

Q. 東京から日帰りで行けますか? A. はい、十分可能です。横須賀エリアは都心から電車で約1時間。静岡がんセンターへも、新幹線(三島駅下車)を使えば日帰りで外観を見に行くことができます。ただし、両方を1日で回るのは移動時間が長くなるため、どちらか一方に絞るか、1泊2日でゆったり回るのがおすすめです。

Q. 病院の中にカフェなどはありますか? A. 静岡がんセンター内には店舗がありますが、これらはあくまで患者さんやご家族、職員のための施設です。聖地巡礼目的での利用は控えましょう。私も最初は『少しなら…』と思ってしまいましたが、そこはグッと我慢。代わりに、 病院周辺や三島駅近くのカフェで、撮った写真を見返しながら余韻に浸るのがスマートです。

Q. 撮影した写真をSNSにアップしてもいい? A. 立花食堂の料理や、公道から撮影した風景などは問題ありません。ただし、他のお客様や通行人の顔が写り込んでいないか、厳重に確認してください。 また、病院の外観写真については、場所が特定できる形でのアップは慎重に行い、「敷地外から撮影しました」と一言添えるなどの配慮があると、見た人も安心できます。


マナーを守って、最高の「19番目のカルテ」体験を

ロケ地巡りは、単なる場所の確認作業ではありません。その場所に立ち、風を感じ、登場人物と同じ視線で世界を見ることで、作品への理解と愛着を深める特別な体験です。

特に『19番目のカルテ』のような医療ドラマの場合、ロケ地が現役の病院であることも多く、私たちの行動一つ一つが作品の評判にも繋がります。「ファンのマナーが素晴らしい」と言われることは、巡り巡って、続編や新しい作品制作への後押しにもなるのです。

今度の週末は、徳重先生が見た景色を探しに行きませんか? あなたの配慮ある行動が、この素晴らしいドラマの世界を、より美しく守り続けることでしょう。良い旅を!


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